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[2004.12.25]
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次買うパソコン
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▼Emerging technologies update(Computerworld)【英語】
http://www.computerworld.com/hardwaretopics/hardware/story/0,10801,98346,00.html
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当欄ではいつもムダにずっと先の未来の話はするけど,きょうは来年再来年のお話。
quote:イーサーネット速度の進歩が進んでいるなか,未来の技術への更新も始まりそうで,PCIエクスプレス,802.11gの導入が加速するだろう。しかし,ブルートゥースは普及が遅そうだ。84Mbpsの速度を持つ無線LANの802.11gは11Mbpsの802.11bとの互換性を持ち,コンシューマーに普及している。が,ビジネス用途ではまだ802.11bが強く,それ以上の帯域幅が必要ないからと云うアナリストもいる。だが技術が成熟してきたので,企業も802.11gへの移行を行うだろう。次の4倍の速度を持つ802.11nはまだ開発途上で,2007年前には登場しない。
そういえば先日のPCWorld.comの記事には,来年(2005年)にパソコンを買うことを予定している人は,2006年に延期した方がよいとあった。次期ウインドウズOSのロングホーンに基づいた64ビット・アプリケーションや,ブルーレイ,またはHD DVDの光学式ドライブも2006年になる。また,インテルもAMDも2005年末にはデュアルコアチップ(ふたつのプロセッサを持つチップ)の発表があり,ペンティアム4チップのキャッシュメモリやアスロン64のクロック周波数の増加も進み,でも肝心の本質的な変化となる64ビットOSへの移行は,MSが64ビットウインドウズXPを2005年始めとしているが(ITmediaの記事),まぁ遅れると予想されている。PCWorld.comの記事では,PCIエクスプレスは2005年に多くの製品が出ると予想していて,まぁ落ち着く2006年にパソコンを買うのが正しいと述べている感じ。
結局のところ,いますぐ必要と云うなら止めないが,これから先ずっと使い続けるパソコンを買うなら,来年ではなく再来年がいいという結論になりそうだ。だが,先日知り合いのパソコン購入に付き合ったのだが,やっぱり安くなったもんだなぁと云うのが正直なところ,マックも含めて。これならパソコンを何年も何年も使い続けずに,買い替えを早くする人も多いだろうな。ネットワークデバイスとしてネットワークにフィットした機能をどんどん組み込んでいくためにも,パソコンの買い替えサイクル促進は,役に立つのでうれしいことだ。
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